しっかり吟味してファクタリングしよう
2022年5月6日

与信管理の重要性とは

クレジットカード申し込みの際に、与信という単語を耳にすることがあります。この与信は、会社との契約や売買でも使用される言葉です。与信とは文字通り、「信頼を与えること」となります。会社の間で行われる取引は、個人間の売買とは異なり、商品と金額が同時に取引されることはありません。

ほとんどの場合、締め日を設定しそれまでに金額支払いを行うということが通常取引となります。この空いた期間こそ、まさに会社同士の信用で成立しているものです。もし、その信頼が得られない会社とは取引そのものが成立しなくなります。クレジットカードなどの申し込みなども、過去の支払い状況や督促状態、顧客リストから信頼に値するかどうかを判断し、申し込みを受付しているのです。

会社で重要視されるのは、この与信のリスク管理と言えます。倒産の予兆が見られる企業や業績が悪化している取引先については、債権額を少なくすることが鉄則です。反対に業績が好調である企業や財務がしっかりしている会社に関しては、取引の拡大を行います。こうして各企業の情勢を見極めるのには、理由があるものです。

ひとつめには連鎖倒産を防ぐ目的があります。1社が倒産するとその取引先企業も債権が回収できず、共倒れしてしまうことは防がねばなりません。さらに優良企業と取引を行うことで、自社の資金繰り対策を行う必要もあります。会社がいくら売上を上げていても、貸し倒れなどがあっては足を引っ張ってしまうのです。

こうしたリスク回避のためにも、与信管理は非常に大切と言えます。

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