ファクタリングのサービスを提供する怪しい業者があることは頭に入れておかなければなりません。たとえば、電話だけで契約ができる優れたサービスがあると、資金繰りが苦しい時には利用してしまいがちです。しかし、よく調べてみると会社が存在していなかったり、ホームページがなかったりすることもあります。ほかにも、ファクタリングを利用したはずなのに借用書を作らされるといったこともあります。
代表者が個人的に保証人になることを求められることもあるそうです。このような怪しい業者はたくさんあるそうですから、引っかからないように注意しなければなりません。売掛金の譲渡の登記をされてしまうと、取引先からの信用を失ってしまう可能性もあるでしょう。このような業者に引っかからないようにすることは大事です。
このような業者が増えてきた理由は、ファクタリングそのものを利用する会社が増えてきたからだと考えられます。ファクタリングが無名なサービスであれば、おそらく怪しい業者も登場しないでしょう。新しいサービスが登場した時には悪質な業者がそれを利用するもので、詐欺の手法も新しいものが常に考案されているようです。ファクタリングも、最近になって多くの企業が利用し始めているといえるでしょう。
逆に言えば、怪しい業者が増えてきているということが、全体としてサービスが普及し始めていることを意味しているとも考えられます。それほど利用価値のあるサービスだと考えられるのです。