現金払いが多いと店舗や会社としてはすぐに仕入れ等に資金を割り振る事が出来る為、その他の決済手段は少なくしたいというのが本音です。しかし、購入する立場としては少しでも割引やポイントが溜まるサービス等を利用したい為、電子マネーやカード支払いを活用したいという思惑があり、決済手段を多くする事で集客や販売促進に繋がります。決済手段を増やす事に関しては難しい契約等は少ない為、手間もそこまで増えないので大変ではありません。何が難しいのかというと現金を手に入れる為の手続きが難しくなります。
決済手段によって締め日が違ったり、何度も現金化しようと手続きをすると手数料が多くかかってしまう事があります。そういった際に利用したいのが決済代行になります。決済代行を利用する事で、手間を省く事が出来、締め日を忘れたりといった事がなくなります。手数料は別途かかりますが、会社や契約によっては何割という料金ではなく、月に一定額を支払うと決済代行をしてくれる事があります。
一定額の決まった料金を支払う事により、月の損益が計算しやすくなります。何よりも日々の電子マネーやカード決済のデータを取る必要が少なくなり、日々の業務を簡潔にする事が出来るので、メリットは多いです。決済方法を増やす事により集客や販促に繋がっても、そこにかかる人件費が多くなってしまっては、結果的に利益は少なくなってしまいます。決済手段を増やす事によってかかる費用と、決済代行を利用した際にかかる費用を比較して検討するべきです。