ローンやキャッシングなど、金融のいろいろな場面で出てくるのが与信です。でも審査している様子はわかりませんし、審査内容は本人であってもくわしくは教えてもらえません。どんなところがポイントになって、与信の状況が判断されるのでしょうか。まず前提として、金融の各会社、さらに申し込んだ商品によって基準は変わります。
ですから、会社によって与信の金額で差が出たりします。ただよく見られるポイントには共通点があります。まず支払い能力です。つまり返済できるかどうかの判断がされます。
返済するには月々の支払い金額が、収入から生活費などを除いて確保できるのか、そもそも安定的でコンスタントな収入はあるのかが重要です。また分割支払いにしているなら、この先の将来にわたって安定的に支払いができそうかの判断もされます。他にも申し込みにウソはないかも細かく見られます。勤務先や住所はもちろん、生年月日などから、他で違う名前で情報はないかなどのチェックもされます。
やはり与信はお互いの信頼がベースですから、信用ができる人物かも大きく関わってきます。最近では反社会的なかかわりがないかのチェックもされます。そのような目も厳しくなっているので、審査も細かく多角度から審査されます。これらを総合的に判断して、与信が決まります。
1つが良くてもダメで、あくまでもトータルで決まりますので意外と契約は慎重さが大切です。できるだけプラスになる情報を加えて申し込みすると、良い方向に行く場合もあります。