FXで注文を出し、どのくらい経ったら利益を確定するかによって、トレード手法も違ってきます。短期的に投資するのか長期的に投資するのかで、FXの取引手法も変えるのが通常です。トレード手法も大きく分けて4つに分けられます。数秒や数分で取引を完結してしまうスキャルピング手法、数時間や一日で取引をするデイトレード手法、数日から数週間で取引を完結するスイングトレード手法、月や年単位で相場の動向を読み取引するポジショントレード手法などに分かれます。
どれも取引の各期間で、この手法でなければならないというわけではなく、あくまでも基本です。自分に合ったストレスのない取引方法を選択することが、儲けることにつながるのです。FXは、儲けるためのマニュアル本なども出回っていますが、果たして自分が有効に活用できるかは疑問です。人から教えられても、その手法を自分がマスターできなければ何の意味もありません。
自分でトレードしてみて、大きな損失を出し痛い目にあって、初めて自分のトレード手法が確立できることが多いのです。情報としてトレード手法を勉強することは意義のあることですが、実際に取引に使用してみて、使えると思えば使えばいいし、取捨選択はあくまでも自分でしなければ、いつまで経っても儲けを出せるトレーダーにはなれません。FXの世界は、そんなに甘くはありません。勝つためには、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を勉強するのも必要になってきます。